JBA

バスケットボールの未来

日本のバスケットボールの未来について、あなたはどのようなことを描くでしょうか?

2000年代・2010年代前半のバスケ界をご存知の方であれば、輝かしい未来を描くのは難しかったのかもしれません。しかし、あれから数年が経ち、状況は様変わりしました。

国内トッププロリーグのガバナンス、東京オリンピックでの女子日本代表の活躍、日本人選手のNBAドラフト入りなど、バスケ界にとって輝かしい未来へと通ずるできごとを次々と目の当たりにする機会が多くなりました。

日本バスケットボール界は今どこに向かっているのか?そして今後、どのような未来を描いていくのかを共有させていただき、多くのバスケファンに認知してもらうことを目的にこの記事を書きます。
是非最後までお読みください。

日本バスケットボール協会とは?

我が国におけるバスケットボール競技界を統轄し、代表する団体としてバスケットボールの
普及及び振興を図り、オリンピック競技大会や世界選手権大会へ向けて競技者を育成強化し
バスケットボールを通じて、国民の心身の健全な発展に寄与し、また豊かな人間性を涵養すること

引用:http://www.japanbasketball.jp/jba/mission/

上記を目的とし、様々な事業を展開している組織です。

あなたが、バスケットボールコーチや、バスケットボールレフェリーとして活動したいと考えているのならば、日本バスケットボール協会で必要なライセンスを取得したり、必要な知識をインプットできる環境を用意してくれています。

各都道府県には、傘下組織のバスケットボール連盟が複数存在していて、各自治体と連携して各カテゴリの大会を開催しています。

JAPAN BASKETBALL STANDARD(JBS)

2021年に、日本バスケットボール協会が提唱した「JAPAN BASKETBALL STANDARD」は非常に興味深い計画です。

「JAPAN BASKETBALL STANDARD」(JBS)は、日本のバスケットボールの未来を輝かせるために、日本のバスケットボールに関わる全ての人が、1つの理念に向かい、1つのチームとして、持つべき「志」、目指すべき「目標」、行うべき「行動」を示したものです。
 日本のバスケットボールの持続的、かつ、更なる成長を遂げるために、2016年に策定した「JBS2016」を見直し、達成できたこと、できなかったことを踏まえ、進化させた指針として2024年までの達成目標をを掲げた「JBS2021」を策定いたしました。

引用:http://www.japanbasketball.jp/jba/jbs2021

JBSの理念

“バスケットボールで日本を元気にします” 
この言葉には、「日本中でバスケットボールを楽しむ人が増え続けること、その人達がバスケットボールを楽しめる環境が充実していくこと、そしてその中から日本代表選手が生まれ日本人選手が世界で活躍すること、それが日本社会を元気にしていくこと」、こんな気持ちが込められています。 単にバスケットボールという競技が盛んになるというだけでなく、競技者、指導者、審判、運営、愛好者などすべてのバスケットボールファミリーの生活が豊かになることで、その周りにいる家族や友人、地域コミュニティーなどすべての方を「元気」にするために、現状に満足することなく未来に向けてあらゆる壁を乗り越えて挑戦していきます。

引用:http://www.japanbasketball.jp/jba/jbs2021

JBSのビジョン

SMILE / STAR / DREAM / TEAMが溢れる未来
「バスケで日本を元気に!」を理念とする日本のバスケットボール界が創りたい未来の実現
に向けた4つのビジョンを改めて掲げます。

『 SMILE 』

バスケを「する・みる・ささえる」人々が心の底からバスケを楽しみ、熱くなり、そして笑顔
になる。そのような方々が地域やコミュニティーを元気づけ、日本全国が笑顔になる。

『 STAR 』

世界で通じる競技力・人間力を有する選手を多く輩出し、その活躍を見た全国の方々
がわくわくする、自信を持つ、「自分も!」とチャレンジし続ける。

『 DREAM 』

多くの方々がバスケを楽しめる、夢のアリーナを中心にバスケが広がり、交流・関係人
口が広がり、地域が活性化する。バスケを通じてSDGsの達成が実現されている。

『 TEAM 』

バスケに関わる人々がイキイキとし、新たなチャレンジを続け、互いにリスペクトしあうこ
とでイノベーションが生まれる。バスケ以外の業界でも活躍している。

引用:http://www.japanbasketball.jp/wp-content/uploads/JBS2021_20211116.pdf

2030年のゴール

日本バスケットボール協会が100周年を迎える2030年の目標もサイト内の資料で公開されています。B.LEAGUEは事業規模が370億円に達し、バスケ業界の事業規模も600億円を超すとされています。また、「働きたいスポーツ界No,1」を目指すとされています。

近い将来、バスケットボールというスポーツの市場価値は飛躍的に伸びるのかもしれませんね。

日本バスケ界が描く未来ストーリー

出典:公益財団法人日本バスケットボール協会

この動画では、未来のバスケ界の様子が4人の主人公で描かれています。
記念日に大切な人をエスコートしたくなるトッププロのゲーム。NBAで名を残し、凱旋する日本人選手。自らのプレーをデータ分析する小学生。日本のバスケットボールビジネスモデルが模範となり、海外からリクルートを受ける。
すべてが、バスケットボールが日本のスポーツ文化の中に定着している素晴らしい未来です。
近い将来に実現されるかと思うと、ワクワクしてきますね。

「すぽろぐ」にできること

私たちができることは、代表活動のような直接的な競技普及ではありません。

すぽろぐは、すべてのバスケットボール事業者とユーザーとをつなぎ、街のバスケを活性化させるプロジェクトです。「バスケしたい!」 と思ったらすぐにプレーできる未来に向かって、きっかけづくりの役割を担い、競技普及に間接的に携わっていきたいと考えます。

まとめ

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

JBSを達成させるためには、強い個の連携が必要だとされています。それぞれの団体、組織がバスケットボールで稼ぐことは本当に大切だと感じます。描く未来に向かって、私たちにできることを全うしていきたいと思います。